所定組成に配合した原料粉末を有機溶剤中でボールミルにより混合・粉砕する。これを乾燥後、パラフィンなどの潤滑剤を数%添加する。流動性を増すために造粒することもある。粉末を金型やゴムモールド内で加圧し、成形する。この圧粉体に水素又は真空中、400℃以下での脱脂および必要に応じて600〜1,000℃での予備焼結を施す。複雑形状品の場合には、予備焼結後機械加工する場合もある。焼結は通常1,350〜1,550℃の真空中で行われる。高寸法精度製品には、研削などの加工を施す。
粉体粉末冶金用語辞典 より
編者:(社)粉体粉末冶金協会
発行所: 日刊工業新聞
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